ユースセンターが目指すもの

若者を取り巻く現状

今の社会で育つ若者たちは、情報も選択肢も、かつてないほど多い環境にいます。
しかしその一方で、安心して心を休ませられる場所、年齢や立場を越えてつながれる関係、評価されずに話せる相手、失敗をさせてもらえる環境は、昔に比べて確実に減ってきています。
学校では「成果」や「進路」が問われ、家庭では「ちゃんとやれているか」が気にかかる。地域との関係は希薄になり、若者が大人と自然に出会い、話す機会も少なくなりました。
その結果、困ってから支援につながるケースは増えている一方で、困る前に気軽に立ち寄れる場所はほとんど残っていません。

"なんとなくモヤモヤしている" "進路に迷っている" "誰かに話を聞いてほしいだけ" "家にも学校にも居づらい日がある" 多くの若者は、こうした「名前のつかない気持ち」を抱えながら、行き先のない時間を過ごしています。

理念

社会に疲れたとき、ほっと一息つくことのできる場、お互いの意思が尊重され、尊重し合える場、自分の「やってみたい」に挑戦できる場、若者が社会とつながり続けられる場。 今、若者に足りていないのは、支援施設でも、指導の場でもありません。
必要なのは、若者が「社会の中にいる自分」を安全に少しずつ実感できる場所です。
問題が起きてから支えるのではなく、問題になる前から、関係の中にいられる場所を私たちは提供します。

目指す姿

ユースセンターは、目的があっても、なくてもいい。元気でも、迷っていてもいい。話しても、黙っていてもいい。そんな「余白」を肯定する場所です。
若者はここで、同年代や他校の仲間と出会い、ちょっと年上の先輩や地域の大人と話し、失敗しても大丈夫な環境で「やってみる」ことを通して、少しずつ社会との距離を縮めていきます。
私たちは、若者を導く存在ではなく、隣にいる存在でありたいと考えています。
正解を教えるのではなく、一緒に考え、立ち止まり、時には背中を押し、時には止める。
そうした関係の積み重ねが、若者が「社会は怖くない」「自分も関われる」と感じられる土台になります。

若者を支えることは、
未来の社会を支えること

今、目の前にいる若者は、数年後にはこの街で働き、暮らし、次の世代を育てる存在になります。ユースセンターは、若者のための場所であると同時に、地域や企業、社会人が未来とつながる入口でもあります。若者の声を知ること。一緒に何かをやってみること。失敗や迷いを共有すること。それは、「支援する側/される側」ではなく、同じ社会をつくる仲間としての関係です。
ユースセンターは、建物や設備だけでは成り立ちません。若者に関心を寄せ、声をかけ、一緒に時間を過ごしてくれる、大人(ユースワーカー)の存在があって、はじめて機能します。
もし、いまあなたが「今の若者が気になる」「何か力になりたい」と感じているなら、その気持ちこそが、ユースセンターの原動力です。若者と社会が無理なく自然につながり続けるために。
このユースセンターはその“間”を支える場所であり続けます。

代表 井上 陽介の画像
代表井上 陽介

須坂ユースセンターは中高生の安心できる居場所であると同時に中高生の「やってみたい!挑戦してみたい!」を全力で応援してくれる(したい)大人が集まる場所でもあります。
中高生同士で学校帰りに時間を過ごしたり、時には大人と関わってみたりして色々な刺激を受けつつも、どこかでホッとできるような施設を目指していきます。

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